「ミュンヘン」を観て
観てきました。ミュンヘン。
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重いテーマですが、
重い映画が好きなので。

この映画は実話を元にしたスピルバークの問題作。
ブラック・セプテンバー(黒い九月)と名乗るパレスチナのテロリスト集団が、
1972年のミュンヘンオリンピック、イスラエル選手団11人ガ宿泊していた選手村を襲撃。
最終的に全員を殺害するという悲劇的な事件の「その後」の話。

物語自体は、「ミュンヘン事件」と、その後、という
長い争いの歴史の一片だけを切り取ったものですが
その前に日本赤軍の「ロッド空港乱射事件」があり
その事件に対してイスラエルのベイルートのPFLP幹部2人に対する郵便爆弾の報復があり、
その事件が「ミュンヘン事件」につながっているらしい。

もっと調べると
こうしたイスラエルを巡る血を血で洗う復讐の連鎖の歴史は
第1次世界大戦時のイギリスが演じた
アラブ、ユダヤ双方への2枚舌外交を発端としているらしく
「ミュンヘン」に描かれた事件を突きつけられただけでも十分過ぎるくらいの衝撃なのに
その背景に、本当に長く暗い歴史の繰り返しがあることを
この映画を通じて改めて認識させられました。

「テロに屈してはならない」と流行り言葉のように繰り返す政治家がいます。
それが、テロに対して断固として報復する、という主旨ならば大きな間違いだと思います。

映画館を出た後、日本に生まれて本当によかったと思いました。
この国にテロを持ちこんではならない、テロを生む社会にしてはならない、
と強く感じます。

ただの娯楽映画も面白いけど
たまにはこういう映画も見るべき。
お勧めです。
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by dutra_shirt | 2006-02-24 06:09 | 日々徒然
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「中退アフロ田中」にハマっています。 頑張れFマリノス!
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