トリノオリンピック<ハーフパイプ> ビックマウス成田童夢の夢、散る。
きっと彼は先に目標を言い放って
有言実行するために自らを追い込んで気持ちを盛り上げていくタイプなんだろう。

トリノに飛び立つ前からマスコミに取り上げられる彼の姿、言動をよく目にした。
正直うるさいなぁ、なんか猿みたい・・・とか、
いいイメージは持ってなかったけど
精一杯頑張っている人なんだからあまり批判的なことを言うつもりは無い。


予選第2回目の演技スタート前。
特徴のある高い声で雄たけびを上げた彼の仕草は
押し寄せる恐怖を振り払う小動物のように見えた。
観客に向けて頭の上で拍手をして観客を煽り、
その後何度もこぶしを突き上げながらパイプに突入した。

若い勢いそのままにパイプを駆け抜け、
1回目のジャンプでありえないほどとんでもなく高く舞った。
だが次の1080で着地に失敗し、
ゴールした後、
悔しそうに頭を抱えてその場に倒れむ。

童夢の演技は最初のジャンプの勢いと高さは他の競技者を圧倒するものがあった。
しかし、ジャンプの得点基準に照らして
チャレンジするべきところとそうでないところを
冷静にコントロールしきった上位入賞者の演技と比べると、
彼の演技は、
危なっかしさ、
脆さが目立った気がする。
(それともそういうジャンプが彼本来の持ち味なんだろうか)

ビックマウスだけに
自滅に近い演技の後は、
かなり寒い空気。
でも、勝負だから仕方ないね。


極度に緊張する場面。
緊張感を無理やり封じ込めて
若さから来る勢いそのままに競技にはいると
その勢いを自分でコントロールできずに自滅してしまうことは
スポーツの世界ではよくあるし
自分をコントロールすることってそんなに簡単なことじゃない。

上村愛子は4年前
自分をコントロールできずに悔いが残り、
それからトリノまでの4年間は
もうオリンピック本番で過度に緊張して失敗することのないよう
精一杯練習に取り組んできたと聞く。

童夢の夢は4年後、
今度は自分をコントロールし切った円熟の演技を見せてくれるだろうか。
注目したい。
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by dutra_shirt | 2006-02-13 12:38 | 日々徒然
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「中退アフロ田中」にハマっています。 頑張れFマリノス!
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