京都―歴史探訪 新撰組芹沢鴨暗殺(八木邸)
芹沢は、夜半島原から酔って帰営し、部屋で待っていたお梅と同衾した。双方、裸形で交接し、そのまま寝入った。
島原へ同行していた平山、平間も、それぞれ別室で寝入った。芹沢派の宿舎は、このところ八木源之丞屋敷になっていた。
道ひとつ隔てて、近藤派の宿舎前川荘司屋敷がある。
午後十二時ごろ、原田佐之助を加えた天然理心流系五人が、突風のように八木源之丞屋敷襲った。
お梅即死。
芹沢への初太刀は沖田、起きあがろうとしたところを歳三が二の太刀を入れ、それでもなお縁側へころび出て文机でつまずいたところを、近藤の虎鉄が、まっすぐに胸を突きおろした。
(司馬遼太郎「燃えよ剣」より)
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新撰組の初期の駐屯地であった「八木屋敷」を訪れました。
解説のおじさまが屋敷を案内してくれます。
「燃えよ剣」でおなじみの芹沢が暗殺されたシーン。

解説おじさまがおっしゃるには、八木家に伝わる話として
・芹沢、平山、平間の3名は同じ和室についたてをたててそれぞれ女性と寝ていた。
・切り込んだのは近藤、土方、沖田、藤堂、原田の5名
(となりの和室で八木家奥方、次男三男が寝ていたため声や音で誰が切り込んだのか分かったとのコト。藤堂が入っていて井上が入ってないところが小説とは異なります。)
・芹沢は切られた後、縁側に出て、さらに八木家が寝る隣の和室に逃げ込んだところ、和室入口に置いてあった文机につまずいたところを止めを刺された。

との、生々しい解説がありました。
実際に暗殺のあった和室から縁側、隣の和室の文机など、ノンフィクションは迫力が違うわ。
小説、ドラマとも異なる解説も、八木家に伝わる話ということなのでとっても納得です。




清川八郎が浪士を集めて演説をしたという「新徳禅寺」。
八木家のすぐ近くにあります。
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最初の屯所となった八木家跡の入口c0046471_22102572.jpg

芹沢ら4名が切り込まれたときに寝ていたとされる和室。
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切り込まれた芹沢が逃げ込んだ隣の和室で
この文机につまずいたところをとどめをささえれたと言われています。
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by dutra_shirt | 2005-12-22 22:46 | 歴史散歩
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